カプセルドリーム

最近、顔の一部がたまにピクピクします。




先日久しぶりに会社の同僚とカプセルホテルに行くはめになりました。

久しぶりに会う秋葉原の父(カプセルホテルの長らしきおじさん:推定年齢60~70才といったところ)は相変わらず元気そうだった。
ボロボロのジャケットを身にまとい、昭和だかの歌謡曲を口ずさみながら夜遅くから朝までせわしなく働いている。
(朝6時頃になるともう一人おじさんが追加される)


缶ビールを飲みながらロビーでダラダラしていると、よく話しかけてくる。

「ゆっくりしなさいね。明日は会社近いんだからぎりぎりまで寝てていいんだから。」←男だけどこの口調。

とか、

「明日は何時に起きるの?朝お風呂には入るの?起こしてあげようか?」

とか。

気味の悪いくらい優しいのだ。それが仕事といえばそれまでだが。

以前行ったとき、いつものようにビールを飲んでロビーでダラダラしている時に入ってきた体育会系のあんちゃんに

「どう?エロティック(エロチャンネルのこと)。見放題で500円。」と商魂のたくましさも持ち合わせている。

あいにくそのあんちゃんには「いいよ、いらない」とそっけなく断られてしまっていたが、、、。


頭に来ることも多いうえ、家にまで帰れないというこの行き場の無い憤りなんて忘れてしまう。
その時だけだが。




でもやっぱりあの閉鎖的なカプセルの中では安眠は出来ないな。
布団があるだけましだけど。

夜は猛烈なイビキをかいていたおっちゃんたちが朝起きればオナラの大合唱。


笑いを堪えるのに必死です。




と、そんな日常。

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