2016年2月11日木曜日

コイルの断線

先日(といっても3か月経ちましたが)、入手したASAT(新しいほう)について。

音が非常に元気です。PUを交換した先住のASATよりも。
ただ、、、、

凄いハウるしノイズが大盛。

それほど大きい音を出さない(歪も控えめの)状態だと全然気になりません。

でも大きい音出したいし。歪ませたいし。

これは「もしかして使い物にならないのかも」って気がして、配線廻りを見てみましたが、特別異常は無し。

今まで使ってきた古いASATと見比べると、キャビティー内に銅板があるかないかというところと、配線の通り道が表面からざっくりザグられているところ、PGがアルミ製か否かってところです。

それだけでこの差はないでしょと思いましたが、製造された年式で特徴が変わるのはまぁあることだと思うんで目をつぶってきました。

でも、この間PUカバーを交換しまして(白は気に入らなくて)。

PUカバー単体では日本国内で販売している代理店すらない状況の中、アメリカのG&L Onlineショップで買いました。(ちょっとドキドキしました)

発注から2週間くらいでそれが届きまして、さっそく交換となるわけですが、交換してみると、、、

「あれ、リアPUのコイルが緩々?」

こんなの見たことなかったです。

調べてみるとコイルのゆるみとかは結構ノイズやハウリングの原因になるみたいです。

というわけで、緩んでいる原因を探るために、慎重にコイルをたどってみました。

「え?切れてる?」

配線につながる部分の間近で切れてました。

これなら巻きを一回りほどいてつなぎなおせばいいかと思ったんですが、どうも緩んでいるところの原因とは違うっぽくて、逆側の配線につながる銅線も切れてました。


(あの毛じゃありません。)

最悪だ。

今まで音が鳴ってたのは何だったのか。

ちなみにこの切れたのを明らかにしてからもう一度音を鳴らしてみると、すごい貧弱な音になってました。

今までぎりぎりのところで音が出ていたのかも。

もうこんなあちこちで切れているとなると、自分でどうこうできません。

修理する気も起きません。

銅線めっちゃ細いし。

ただ、ASATのリプレイスPUは海外でしかほぼ手に入らないから、買おうかとも思ったんですが、送料が高い。

ちょっと今はそこに踏み切れません。

てなわけで、先住のASATにもともとついていたPUを新入りのASATに移植しました。

PUをそれぞれ見比べてみると、ガワは一緒っぽいですが、コイルの巻き数が全然違います。


上が先住のもの(80年代)、下は新入りのもの(90年代)。

パワーがあると感じるのはこの辺も影響してるのかもしれません。

で、付け替えました。


明らかにリアのPUは年季がありますね。

まだ大きい音を出していないので前までついていたPUとどれほどパワー差があるかわかりませんが、これでハウリングやノイズが少し減ればいいかなぁ。


ってな感じです。

金銭的に余裕が出来たらまた海外からPUを取り寄せるかもしれません。


2016年1月21日木曜日

幸せもん

今日はとあるライブに行ってきました。

興奮に次ぐ興奮、興奮が全く収まらないのですが。

And so I wach you from afar というバンドが初めて来日し、東京は新代田FEVERでライブをやってくれました。(大阪・名古屋に続き東京:新代田はファイナル。)

ついに。

日本に。

やっと来てくれました。

なんでこのバンドを知ったのかっていうのは何年前だか、もうずいぶん前だと思うんですが、1st発売したときにタワレコで視聴できて、「なんだこれ!?」となったわけで。

CD買って毎日毎日聞いてました。
バンドのSEにもしました。

聞けば聞くほどのめり込んでいって、日本ではなかなか輸入盤もCDショップでは手に入らないくらいの(悪く言えば)そんなに知られていないバンドなんですが、アマゾンで新作を見つけては買い、聞き、「日本に来ることなんてあるのかな」なんてちょっと諦めてました。

でも来ました。来てくれました。

LITEのツアーゲストとして。

1月20日。

新代田FEVERで生のライブを観ることができました。

幸せでした。

インストなのに歌ってるバンド、そうそう見れません。

俺はそうそう知りません。


曲が流れるたびに、音が鳴るたびに吹き飛ばされるような高揚感。


最高でした。

幸せもんだなぁって思いました。


本当に最高でした。
一緒に取った写真は宝物です。



2015年12月16日水曜日

よう兄弟



こんにちは。

年の瀬ですね。

あっという間です。毎年毎年、本当に。


最近、家で使っていないギターを手放しました。

少しでも弾いてもらえたほうがきっと幸せだからね。と自分に言い聞かせながら。


で、その代わりに新しい仲間が加わりました。(写真右)

俗に言う「下取り」ってやつです。


G&L ASAT の今持っているやつ(写真左)の年式&色違い。

つくづくこのギターが好きなんだなぁと思いました。


楽器屋の店主からは「このギター、人気無いんですよ」ときっぱり言われました。


先日対バンしたバンドのギターの方は...

「あのギターどこのメーカーですか?」

「G&L?聞いたこと無い。」


はて?あまり有名じゃないんでしょうかね?ベースのほうが有名だからかな?


何故か。

何故でしょう。

俺は好きです。



やっぱりいい(個人的に好みな)音します。

白はちょっとサワヤカであまり似合ってないかもしれませんけど、パワーは新しいヤツのほうがある気がします。

PUの高さも関係していそうだけど。(ハウりやすいし。)


ちょこちょこ使っていきます。


2015年11月24日火曜日

日常と非日常の狭間

ご無沙汰でございます。

昨日はウルエでつくばPARKDINERのイベントに出演させていただきました。

楽しかったなぁ。


ライブはおよそ8ヶ月ぶりだったわけですが、その間、個人としては他のバンドでスタジオにも入ったり、アコースティックギターの練習をのんびりやって過ごしてまいりました。
(恥ずかしながら、ライブでは8ヶ月のブランクを存分に感じて頂けたと思います)

8ヶ月で色んな事考えて、色んな経験もして得るものも多くて、それはそれぞれのバンドに少しずつ活かせている実感もボンヤリとあるのですが、それよりも何か今までと違う非日常感というか、離れていた気持ちを感じました。

元々月に何本もライブやってたわけでもないからそんな感覚を感じるのもなんか変な話ですけど、久しぶりということもあって妙な緊張感と、こうしてステージで演奏してる時間って普段の日常とは遠くかけ離れた特別なことなんだな、と寂しくもあるような、、、なんかうまく言えませんね。(笑)

もちろん今までにやってきたライブも一つ一つ思いがあってやってきたことですけど、今回は何か今まで思い感じてきたものとは違ったってことです。



とりあえず今は、、、、、


身体が痛いです。

あと、少し無気力状態です。

2015年10月20日火曜日

どうでもどうにでも

一つ一つ年月日が過ぎてって、周りを見てみて変わってたり、変わってなかったり。

変わってないようで、実は知らないところで変わっていたり。

年を食う割に一人取り残されているような感覚になったり。


どうでもいいことと思ってる事のほうが、本当は生きる上で大事なことだったり。

自分では大切にしていると思っていることのほうが辞めることが簡単だったり。

でも辞められないのは単純に弱いからなのかもしれないとか。


たくさん生きて時間と金と迷惑をかけて積んできた人生があるのに、

そんなこと考えていつまで経っても子供みたい。




どうでも、どうにでもなることだけど、それがもし間違っていたとしても

自分にできることとこれから出来るようになろうとする意識は忘れないでいようと思う。





今日は久しぶりに思い切り弾けた。

頭の中は少しモヤモヤしてたけど、何故かこわばって鼻水が出る出る。



自分がここに居るなぁって、感じた。




2015年9月15日火曜日

日短

今年の夏はそんなに厳しい暑さではなかったですね。

もう今朝なんかは涼しいというより朝は肌寒いくらいでした。

秋ですね。




さて、昨日はとあるバンドのレコーディングで2曲ギターを弾かせていただきました。

良い時間を過ごさせていただきました。感謝です。


そのバンドの思っている曲の解釈だったり展開、盛り上げ方とかをよくよく考えながらの演奏はプレッシャーですが、こういう経験は本当に為になります。

最近は色々異なったキャラクターのバンドでギターを弾く機会があって、頭の回転が追いつかなくなって若干キャパオーバー気味な感じもしていましたが、少しずつそれぞれで得た引き出しを応用したりっていう事も出来てきているかもしれません。


音源はまだいつ出るかわかりませんが、
出来上がりが楽しみです。


2015年8月21日金曜日

弾き方色々 ケアも色々

こんにちは。

またまたギターの話ですが、アコギを弾くようになって困ったこと。

ツメです。
(あれ?前に書いたっけな?まぁいいか。)

幸いにも、自分の仕事ではある程度ツメが伸びていても支障がないため、右手のツメは人・中・薬だけ適度に伸ばしています。
※親指は一時期伸ばすのにチャレンジしましたが、伸ばした親指の爪で弾くのがどうにも出来ず、今はサムピック使ってます。

始めた当初は「ツメを使わない弾き方でがんばるぞ!」と意気込んでいたのですが、アコギの練習をする上で、影響されているソロギタリストの人はツメが伸びてるんですよね。

で、試しに伸ばしてみたら最初は弾きづらく音も硬く感じて、伸ばすのやめようか考えてしまうんですが、慣れてしまうとこの硬いと感じた音は「クリア」と感じるようになってしまいました。

そうなると、ツメは大事なものになってしまうわけです。


自分のツメはそれほど割れやすいツメでは無いようで、普通にアコギを弾いている分にはイビツに削れたり、割れたりしません。

(そもそも、削れたり割れたりするほど高度で激しいプレイをしていない、出来ないだけかも)

ただ、エレキギターをフラットピックで弾いた時、人差し指が激しくイビツに削れるのです。



こんな感じに。

エレキではちっちゃいピック(JAZZ III)を使って深く握る癖があって、昔から人差し指のツメは特定の部分だけ削れて薄くなってました。

いまさらピックの持ち方を矯正する気も起きず、ツメを保護する方向(特に人差し指)で考えることにしました。



まず試したのは、ジェルネイル。(凄く抵抗ありました。)

ラッキーな事に、妻がジェルネイルの道具を一式持っていたので、手っ取り早く試せるということでやってみました。

塗るのは簡単です。プラモデルと一緒です。 人・中・薬に塗りました。

硬化させるのもUV(?)ライトに当ててちょっと待つだけ。

あとはツヤツヤピカピカだと気持ち悪いので耐水ペーパーでつや消しにして完成です。

マットになるやつも試しましたが、ちょっと面倒なのと妻に「高いからたくさん使うな」と言われました。

アコギの弾き心地はあまり変わりません。

音は少しやわらかい(気がする)けれど、何も施していないツメに比べると自分はこっちの音の方が好みでした。

肝心のフラットピック弾きに対する耐久性はというと、全然じゃないけど、だめでした。


2時間位のスタジオで人差し指のジェルが削れたりしてる感じじゃなく、めくれてきます。

しかもそのめくれた部分がストロークとかするときに弦に引っ掛かって気が気じゃなくなります。

そうなってしまうともう思い切って「エイっ」と剥がしてしまうわけです。
※無理やり剥がすのは凄くツメに悪いようです。

という感じで、数週間、スタジオの度に塗っては剥がれ、塗っては剥がれを繰り返していくうちに、「面倒!使いすぎで怒られるわ!」となってしまいました。



お次に試してみたのはグラスネイルという代物。

有名みたいで、「ギター 爪 保護」とかで検索するとすぐ出てきました。

結構悩みました。

なんでかというと、高いからです。

トライアルキットという必要最低限(本当に最低限)ギリギリのセットで4千円超え。

…弦いっぱい買えるわ。

ベーシックなセットだと余裕で1万円超え。

…エフェクター買えるわ。

という感じで悩みに悩み抜いていた所、楽天でも売っていて楽天ポイントがある程度貯まっていたので思い切って試してみました。

正直言って、塗るのは結構難しいです。

コツが要るというか…。

アロンアルファみたいな液体に強度を上げるための粉を付けて混ぜたものを爪に塗っていくのですが、この液と粉の配分がうまくいかないことが多くて、爪の上でダマになってしまう。

全体に塗り重ねると爪はどんどんボコボコになってしまいます。

自分が下手くそなだけかもしれないですが。

ひと通り塗り終わった後、硬化させるためのスプレーをシュシュっとします。

ほんとに速攻で固まります。

このスプレーが結構臭いですね。
※妻はこの臭いを嗅いで、「うわくっさ!毒か!」と言っていました。
※ジェルネイルも結構くさいと思うんだけど。

固まった後、爪がボッコボコで気持ち悪いので表面をヤスリ(ネイルファイル)でボコボコがなくなるまで整えまして、例のごとくつや消しのために耐水ペーパーかけて完成です。

これもあんまり弾き心地は変わりません。

音はジェルネイルに比べて断然硬いですね。

触った感じもカチカチで、無施工の爪よりも音が硬くなります。

暫く弾いているうちにこの硬さもやっぱり慣れてしまいます。でもジェルネイルの音のほうが好きです。

肝心のフラットピック弾きに対する耐久性はというと、、、





割れました。(スタジオ2時間。)

正確には、ヒビが入ったって感じですかね。

自分の爪は割れてません。

でもまぁ、剥がれるわけじゃないのでスタジオの途中で「エイっ」としなくても良いのはジェルネイルに比べれば良いかもしれません。

それから何度か塗りなおしたり、割れて剥がれた部分を補修したりして使っていますが、人差し指は毎回スタジオでダメになります。

都度補修するって言っても、今回買ったトライアルキットには肝心の「剥がすための薬剤」が入ってないんです。

だからグラスネイルが割れ剥がれて自分の爪が露出したところを消毒して塗り足して、削って整えるっていう感じで使っていますが、これを繰り返すと爪に悪そうです。

剥がし液みたいな薬品もこれまた高くて、なかなか気軽にぽちっとは出来ません。


そんなこんなで、今はもうダメージを受けやすい部分だけ、人差し指だけを最低限グラスネイルで保護しています。


爪の保護に関しては、WEBを検索すると色んな方法が出てきて、「へー」となるんですが、ひとまずこのグラスネイルのトライアルキットがなくなるまでは、最低限の保護で乗り切って見ようと思います。

アコギだけやるならこんなことにはならないと思いますが。

まぁ、コツがいるし、高いし(初期投資がね・・・)。

今のがなくなってから次に買い足すかといわれるとちょっと微妙です。



やっぱりエレキの弾き方を矯正するほうが手っ取り早いかもしれません。

それが一番難しそうですが。


2015年8月20日木曜日

気のせいかな 機能性かな

どうもこんにちは。

毎度お久しぶりな感じですね。

ま、いいんです。

もうそろそろ夏も終わってしまいますね。

春秋が好きなのは勿論ですけど、冬よりは夏のほうが好きな自分にとっては毎年寂しい時期です。

今年の夏は妻の実家、鹿児島へ行ったり、毎年恒例のバンドメンバーでのBBQをやったりとそれなりに夏を満喫しました。



ギターもたくさん弾いてました。

主に家とスタジオですが。

ち~ともうまくなっていく気がしませんが、気長にやっていきます。



そんな中、レスポールがなんか弾きづらく感じてきたので、ネックの調整をしました。

調整に関して言えばネックは随分ほったらかしだったので、気づけば結構反ってました。

あんまり気づかないもんです。

弾きづらいのに慣れちゃうんですよね。


で、アコギのネックは結構動きやすいのでしょっちゅうロッドを自分で回して微調整してるんですけど、エレキは多分今までトラスロッド回したことが無かったんです。

なんかギターを始めた時から、「トラスロッドは素人が触るもんじゃない」という言い伝え(?)もずっと自分の中で有って、「触るな危険、触ったら壊れる」という掟を遵守していたわけです。


数カ月前にアコギを始めてから、調整の場面では主にネックをいじることが多くて、アコギのメンテナンスをお願いする工房の人からも「ちょっとくらいトラスロッドを調整しても壊れません」と言われ、アコギの調整に関しては大体自分でやるようになりました。

(その他、サドルの底を削ったりはできるけど、サドルの自作やナットの自作はまだ勇気が出ませんが。)

エレキギターって弦高とかの調整はネックより先にサドルとかの高さを変えたり、ブリッジのコマを調整したりって感じでネックまではなかなかいじらないんですよね。少なくとも自分は。





今回はやってみました。(写真はかなり前撮ったやつ…。)

なんのこっちゃないです。

アコギと殆ど変わりません。

レスポールに関しては六角レンチじゃなくてボックスレンチなだけで。

ちょろっと回して(1/4回転~1/8回転くらい?)、チューニングして、1フレットとネックの付け根あたりのフレット抑えて真ん中あたりのフレットと弦の隙間をみて、微妙に隙間があるくらいに調整するだけです。(よくいろんなサイトとか本で紹介されるやり方ですね)

1フレットにはカポを付けると楽です。

真ん中あたりのフレットと弦の隙間は、軽く指で叩きます。

ブリッジの高さも並行して変えながら、いいところを探していきます。

叩いた時に軽く「ペツペツ」って音が出るくらいで調整しました。

とても弾きやすくなったし弦高もだいぶ攻められるようになりました。


ロッドの回す方向とかに関しては色んなサイトで書かれてるしギターによって違うかもしれないので書きませんが、上記文は素人(自分)が書いてるものなので、心配だったら人にやってもらったほうが良いと思います。
(でもその場合は目の前でしっかりやり方を説明してくれる人に頼んだほうがいいです。)

なんのこっちゃないって書いてますが、もちろん「エイッ」って1回転とか一気に回すと木に良くないし、中古ギターとかで調整歴がわかんない場合にはロッドは既にかなり締められてる可能性もあるし、ほんとに壊れるかもしれませんので、ビクビクしながらやるくらいがちょうどいいかもしれませんね。


ただ、自分は今回エレキの調整もやってみて、やっぱり楽器の調整はよっぽどの専門的な工作が無い限り、演奏者が出来た方がいいし、やったほうがいいのかなって思いました。

アコギの情報サイト(どこだったか忘れましたが)にも書いてあった気がします。


専門的な知識と技術をもった人にしっかりとした調整をしてもらうのは勿論安心なんですが、人にやってもらった調整だと、「何をどう変えてそうなったのか」とかなかなかわからないし、もしそれが納得いかない時、たとえば調整が終わった段階で気にならない問題も、家に帰って弾いてみたり、スタジオで弾いて「ちょっと違うな」と思うこともあるし、その度に再調整持っていくのも少し面倒ですしね。
※何年も付き合いがあって、自分の「ココ」ってポイントを分かってくれるクラフトマンが身近にいる人は別。



誤解があるかもしれませんが、今まで人にやってもらった調整に文句があるわけではないです。

むしろ今まで自分のギターを調整してくれた人は親身に色々と教えてくれたりもして、それが今回書いたように自分で調整をやってみようと思わせてくれたきっかけと基本的な知識をくれたことに感謝していますし、自分で手に負えない調整やメンテナンスは今後もお願いするつもりです。

※上に書いたネックがまっすぐか調べる方法は人によって「正しい」とか「そんなんで正確にわからん」などなど、言い出せばキリがないみたいなので、この方法はあくまで自分がやるときにはこうしてるって意味で書いてます。コンマミリレベルの厳密な調整など求めてはいませんので。


長くなりました。

このへんで。


2015年6月25日木曜日

全て完璧でも全て中途半端でもなく

何度も書いていることですが、今年もコンスタントに弾く機会に恵まれています。

頻繁ではないにしろ、次々と降ってくる新しい場面に困惑もしますが、蓋を開ければ嬉しいだけです。

自分で探しに行かずに「降ってきてる」って所が「なんか自分はまだまだだな」って感じがしますけど。

現状では大好きなことを日々組み込むことができている。

出来過ぎている気もする。

いつかこのしっぺ返しが来るかもしれないけど、そんなこと気にしてもいられない。

与えられた機会で出来る限りのことをやって、機会をくれる人に報いたい。



夢とか大げさなもんではないですけど、ずっと弾ける生き方をしたい。

そのためには自分でそういう機会を創造できる人間でもありたい。

もっと学ばなきゃいけない。



ガンガン活動している人を見ると羨ましくも感じるけど、きっとそれはお互い様。

今日Facebookで昔投稿された友達のポストがひょんなことから目に入ったけど、


「あの人は仕事して結婚して子供にも恵まれて、立派だね。」

「あの人はずっとこれと決めたことに打ち込んで、立派だね。」


きっとお互いそう思ってる。

ひねくれた考えをしなきゃ、どっちの立場にだって「これでいいのかな?」「こんな人生で、ほんとにいいんだろうか」って気持ちは少なからずあるはず。


だから自分にないものを追いかけている人は眩しいし、尊敬したくもなる。

自分には尊敬したい人が山ほどいる。


なので、こんな繋がりに恵まれていることもすごく幸せです。




良い平日の夜更かしから生まれた雑記でした。

2015年5月29日金曜日

さぁ、集中です。

こんにちは。

引き続き毎日のアコギ練習は続いているわけですが、最近どうもうまくいきません。

新しい曲にチャレンジしたりしているのですが、曲は覚えても1曲通してミス無く弾くことがどうしても出来ない。

一曲弾き終わっても、細かいミスがどこかであると、なんか弾ききった感というか、達成感がない。


部分部分で弾くことはできても、通しでやるとミスをしたり音が詰まったり、フレーズをど忘れしたり。

思えば、バンドでエレキを演奏するときも、ミス無く演奏できたことって殆ど無い気がします。(オイオイ…。)

ただ、バンドではあまりミスを深く意識していなかったというか、ミスをごまかす、良い言い方をすれば柔軟さが長年の経験で染み付いているんだと思います。(もちろん、ごまかしきれないミスもありますが)

でもアコギ、それも今練習しているソロギターにおいては、演奏しているのは自分一人で、メロディやベース、リズムに関して一個のミスが曲をクタクタにしてしまう。

というか、その一個のミスで自分自身の演奏の集中力がブッツリ切れてしまうことが多くあって、ミスを引きずったまま演奏するからその後のフレーズを忘れたり、ど忘れにつながったり。



どうもね、集中力が足りない気がします。

昔からそうだったような。

演奏中何か違うことを考えていることもあるし。



というわけで、最近は指先に集中できるように、なるべく周囲の雑音だったり風景に惑わされないように、環境を整えつつ練習するようにしています。

何か物音が鳴っても、気にしない。

何か庭を横切っても、気にしない。

ハンナが吠えても、気にしない。

ハンナがおもちゃ持ってきても、気にしない。(ちょっとかわいそうだけど、我慢してくれハンナ。)

左手と右手にしっかり目線を持っていって、正しい姿勢で遅いクリックならして弾く。

結構これだけでも違った。

そうやって弾いてると、一音一音の響きに対する意識も、出した一音への愛着も結構違いました。


でも、そういう意識が行き過ぎて、あんまり「気にしない、気にしない、集中、集中」って考えまくってると、気にしないことを気にしている状態になることもあったので、そのへんのバランスが難しい所…。


散漫な人生を送ってきた自分なだけに、集中力を持続させるってのはなかなか難しいですが、少しずつ、集中して演奏(練習)できる時間を伸ばしていきたいものです。




追伸:昨日、あまりにもうまく弾けないもんだから、ちょっと伸ばしていた爪切って肉弾きにしてみたら、めちゃくちゃ弾きづらかった。指先めっちゃ痛い。

2015年5月17日日曜日

さぁ、チューナー新調しました。

アコギを弾くようになってから、やっぱチューナーはクリップチューナーが便利です。

エレキでもたまに使うんですけど、弦の交換の時とかいちいちシールドで繋がないでいいので、重宝します。

もともと使っていたクリップチューナーは先生から数年前に貰ったものです。

これ。



これメーカー名、なんて読むんだろ。チャラブ?のWST-523って機種のようです。

確か先生も「800円位で安売りしていたからたくさん買った、だから一個あげる」って感じで貰ったと思うんですが、その破格の安さとは裏腹に、全然壊れもせず、使う分に全くストレスも感じないスグレモノです。

思えば、クリップチューナーを使ったのはこの機種が初めてで、このチューナーを使う前はクリップチューナーってなんとなく手が出なくて、「あんなんでちゃんとチューニングできるのかなぁ?」とあんまり信用してませんでした。

ところが使ってみて「こんな便利なもの、なんで今まで(試しもせずに先入観で)使ってこなかったんだ」と、後悔したことをよく覚えています。





こんな感じのクリップ&関節。

すごいシンプルです。

このシンプルさが、数年の間俺に連れ回され、落としてしまったりライブ中に外し忘れてすっ飛んで行ってしまってもちっとも壊れない頑強さを生み出しているんでしょう。

反応も後述のモーリスに比べると圧倒的に良いです。

ただ、稀にAを鳴らしていて、針はあっているんですが、表示される音名が違っているという少しおっちょこちょいなところがあります。

でもその点については、コンパクトタイプの今使っているKORG DT-10でも稀に起こるので、ストレスになるような欠点とは言えませんね。



でもって、冒頭で書いたように、アコギを最近は家で練習するのに「もう一個欲しい」となるわけです。

チャラブは頑丈だし、スタジオとか外に持っていく用にするとして、家で使う用に。

結構面倒なんですよね。ギターケースに入れてあって、それをいちいち出して使って、またスタジオの時にケースに入れるのって。忘れちゃう時もあるし。


で、確か1ヶ月くらい前だと思うんですが、通販で新しいクリップチューナーを買ってみました。




これ。モーリスのCT-3です。

これの何に期待して買ったのかっていうと、安さ(1,000円ちょっと)とメトロノーム(簡易的なもの)が付いてるってところです。






こんな感じのクリップ&関節部。

これもチャラブと同じように、シンプルな感じですけど、動かした感じの「重さ」はモーリスの方がしっかりとした感じがします。

ただ、このチューナー。

反応が悪いです。

たまたま自分の買った個体がハズレだったのか、1~4弦あたりはまぁなんとなく使えるくらいの反応(それでもヤキモキする)なんですが、5弦・6弦は相当強く弾いてもなかなか反応せず、しかも表示もすぐ消えてしまって全然チューニングがはかどりません。

「メトロノームがついていて、チューニングもできるなんて練習にはもってこいだ!」と購入ボタンをポチった時はウキウキしていたんですが、その期待は脆くも崩れ去ってしまいました。

アコギのほかに、ジャズベ・ストラト・テレキャス・レスポールと色々使ってみましたが、テレキャスは他に比べて気持ち反応しやすい気がしましたが、あとはどっこいどっこい。

買ったショップのレビューでは自分と同じような評価をしている人は極少数で、大多数の評価は概ね良好なものでした。

クリップの付け方も色々工夫したけどやっぱり良くない。

ん~。やっぱりハズレを引いたのかな。

「返品交換」も一瞬頭をよぎりましたが、1,000円くらいの買い物でそこまで騒ぐことでもないし、返品の配送だのなんだのってのもコレまた面倒なので、ちょっとお蔵入りチューナーになりそうです。

でもこのチューナーで勉強になったのが「クリップチューナーは安かろうが高かろうが、機構はきっと同じだから、安くてもそれなりに使えるはず。」っていう概念を取り去ってくれたことですね。

楽器の相性云々もあるってことなんでしょうか。
(とはいえ、ギター・ベースに使えるって書いてあってこんなんじゃ製品としてどうかと思うけど。)


そんなわけで、このチューナーの傷心からなかなか抜けられずにチャラブを引き続き使っていたわけですが、昨日奮起して新たなチューナー探しの旅に出てきました。

(といっても、近所のS村楽器に行っただけ)


そこで店員さんに色々聞いた上で買ったのがこれ。





KORG の Sledgehammer PRO(SH-PRO)です。

Sledgehammerて…多分その見た目からきた名前と思いますが、「でっかい金槌」ってことですね。

S村楽器で 4,000円(税別)。高い…。

S村楽器の店員さんおすすめはS村オリジナルのシンプルなクリップチューナー(2,500円位)だったんですが、今まで安いクリップチューナーを2種類使ってきて、それぞれの良さで言えば1勝1敗。

こうなったら高いクリップチューナーも試してみようじゃないのってことで、このチョイスです。

PROじゃない普通のSledgehammerもあって、そっちのほうが少し安いです。

でも液晶の見た目がPROじゃないほうはカラー表示で、なんか小さい画面がガチャガチャしてて見づらそうな気がして、PROはシンプルにメーターが出るだけなので青色LEDはちょっと好きじゃないんですけど、PROにしました。






こんな感じのクリップ&関節部。

関節が今までのチャラブやモーリスに比べて複雑です。

その分、S村楽器の店員さん曰く「壊れることも多い」のだとか。

確かに、構造的にヘッド側はボール関節だったりするので、使っているうちに首がすわらなくなったり、ライブ中に吹っ飛んだりすれば高確率でオシャカな感じがしますね。

でもあくまで家用だし、アコギ振り回してチューナーが吹き飛ぶなんて考えられないので、その辺りのアクシデントについては考慮しなくてもいいかなと。
(もちろん、使っていくうちに関節がゆるくなる症状は懸念するとこですけど)

で、さっそく使ってみると、反応めちゃくちゃいいです。

針の追従性も良くて、すごいチューニングしやすいです。

電源などのスイッチもチャラブの原始的なスイッチでもなく、モーリスみたいなよくある「長押し電源オン」みたいなのでもない、ツマミをカチッと回すだけ。

この辺りの操作性もいい感じです。

モード切り替えとか、フラットの付け方とかまだ取説を読んでないのでわからないことも有りますが、チューニングするだけならば取説を読む必要なんて皆無だと思います。
(まぁ、そこは大体のクリップチューナーはそうだと思いますけど)

一つだけ気になったのが、音名の表示が大文字だったり、小文字だったり。

確か、Dは小文字の「d」で、Bが小文字の「b」。

これは慣れだと思いますが、今までのチューナーでは全部大文字だったので、少し違和感がありました。(液晶の都合なんでしょう。)



で、手元に3つもクリップチューナーがあったらやってみたくなります。





全部つけてみました。

写真は6弦を鳴らしてみたところです。

チャラブとKORGは問題なく反応しています。音のズレもほぼ同じ。

モーリスはウンともスンとも反応してません。



次は5弦。

これもチャラブとKORGは問題なし。

若干チャラブはずれている表示になってますが、写真とったタイミングもあるかもしれません。

モーリスは…。 またも反応せず。





4弦。

やっとモーリスが反応しました。

結果は3機種ともにピッタリという判定。

前述のKORGのDの小文字表記はこんな感じ。




3弦。





2弦。





1弦。


と、いった感じで、それぞれの弦で比べてみましたが、まぁ違いといえばモーリスの反応の鈍さくらいなもので、音のズレの表示などもあまりそれぞれ大幅な違いは感じなかったです。

KORGに関しては高精度をウリにもしていて、「±0.1の誤差範囲」って書いてありますが、そこを気にするほどギターって楽器を優等生にしたいとも思わないので、機能や性能に関してはチャラブで全く問題ないってこともわかりました。



って、今このチャラブを楽天で検索してみたら、今買うと4,000円くらいするんですね。。。KORGに負けない高級品じゃないの。

先生は本当に800円位で買ったのだろうか…。

こんな高級品を貰ってしまっていたことを今更知って、なんだか申し訳ない気持ちになりました…。


新しく新調したKORG(家用)と併せて、チャラブにもまだまだ現役で頑張ってもらいましょうね。

モーリスは…。

非常時用かな。




コイルの断線

先日(といっても3か月経ちましたが)、入手したASAT(新しいほう)について。 音が非常に元気です。PUを交換した先住のASATよりも。 ただ、、、、 凄いハウるしノイズが大盛。 それほど大きい音を出さない(歪も控えめの)状態だと全然気になりません。 ...