というわけで、いつものことながらその時の気分でいろんな事やってしまうわけですが、今回はVC50のスピーカー交換をしてみました。
※長文です。これを見て得する人は極々一部の人だけだと思います。
※これを見て「こいつに出来るくらいなら自分にも出来んだろ」とやってみて失敗しても、感電死しても当然のことながら一切知りません。
※「その時の気分で」とか「勘で」とか言ってますが、俺も失敗はなるべくしたくないので下調べはある程度しています。「勘」や「気分」を真に受けて下調べ無しにやると高確率で失敗するか痛い目にあうか最悪死ぬこともあるようです。そうなっても一切知りません。
※お金と時間に余裕がある人は絶対にプロに頼みましょう。(俺も本当はそうしたいです。)
※ヘッド部に触れずに交換できる機種では感電するリスクは少ないかもしれないですが。それでもプロにやってもらうのがやっぱり安心です。
元々VC50に付いているスピーカーはHH premier Vintage 60 というネットで調べてもなかなか素性の分からないスピーカーで、音質的には結構ハイがきつくカリカリした音。これもこれで良いんですがね。
※使っているギターの影響も大いにあると思いますが。その辺は個人で感じ方の違うところですね。
これが元々付いていたスピーカー。
ユニオンジャックがはためいております。
決して悪いスピーカーじゃないと思います。
交換したスピーカーに飽きたらまたもとに戻すかも。
型番から察するにたぶん60W?
で、どのスピーカーにするかって話なんですが、
「スピーカーも結局どれつければいいのかなんてやってみなきゃわかんないでしょ」。
ってことで家にある素性不明なADAのキャビからスピーカーを拝借することにしました。
「きっと12インチでしょ。きっと16Ωでしょ。」という勘で外しました。
これ。
おなじみセレッションのスピーカーでした。が、、、。
G12S-50って、、、また調べてもあんま素性が分からない。。。
いつ頃製造されたのかも不明。
わかるのは12インチであること、16Ωであること。
刻印から、英国製であること。
でも型番から察するにおそらく50Wのスピーカー(Ω一緒)なので、今のスピーカーから交換しても飛ぶことはないだろうということで作業続行です。
結構楽ちんな作業かと思ったんですが、意外にスピーカーを固定してるナットが外れなくて困ったり、ナットが全部外れたと思ったらヘッド部を外さないとスピーカーも取り出せない&取り付けられないという状態で、意を決してヘッド部をバッコリしてみました。
なかなか見る機会がないと思います。
VC50のヘッド部(裏)
なかなか見る機会がないと思います。
これがオモテ。(なのか?)
俺が思っていたよりも意外にシンプルな印象でした。
(何がどうなってんのかわかりませんが)
スピーカーを交換するという目的も忘れて、ひとしきりヘッド内部に見とれていましたが、作業を再開。
元々のスピーカーからはんだづけされたケーブルを外し、交換するスピーカーへはんだづけ。
ケーブルのついたスピーカーをキャビネットに取り付けてからヘッド部も取り付け。
こんなんなりました。
見た目がちょっと地味になりました。
で、早速音だしチェックして問題なく両方鳴っていたので、そのまんま先日のレコーディングでも使ってきました。(笑) でかい音を鳴らすのはレコーディング当日、直前のスタジオが初めてでした。
(そこで音がおかしかったらどうすんだって思いますが。)
鳴らしてみた感触としては、ハイは少し落ち着いて、ローが結構出るようになった気がします。
でもアンプの後ろに立つとハイもギンギン聞こえます(笑)
レコーディングは一発録りだったので、アンプをドラムと反対方向(壁)に向けてやっていたので、演奏してる時はアンプと背中合わせ。
ハイばっかり聞こえてやってられませんでした。(笑)
オープンバックって低音が前から鳴る音と後ろからなる音で相殺されてちっちゃく聞こえるって何かで見た気がするので、エフェクターボードのフタで簡易的にフタをしてみました。(普段はエフェクターボードのフタはアンプスタンドになってます。)
そうすると背中合わせでも結構きつく聞こえたハイは落ち着いて(気のせいかも)ローミッドあたりが強く押し出されるような感触になりました。
フタがあると無いとでここまで違うとは。それだけでも勉強になりました。(笑)
ただ簡易的なフタをしてもクリーンのキラキラ感もクランチのカリカリした感じも顕在で、しばらくはこの状態で使ってみようかと思いました。
ん~。壁にアンプをベタ付けできるところならまだしも、そうでないところではこういう工夫も必要かも。
がっちり密閉してしまうと熱がやばそうなのでネット部分以外にカポッとはめる程度の木の板を自作して試してみようかな。
スタジオなどで色々試しつつ試行錯誤の日々は続きます。
今回の作業で「スピーカーって意外と重い」ってことが分かりました。
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