2016年2月11日木曜日

コイルの断線

先日(といっても3か月経ちましたが)、入手したASAT(新しいほう)について。

音が非常に元気です。PUを交換した先住のASATよりも。
ただ、、、、

凄いハウるしノイズが大盛。

それほど大きい音を出さない(歪も控えめの)状態だと全然気になりません。

でも大きい音出したいし。歪ませたいし。

これは「もしかして使い物にならないのかも」って気がして、配線廻りを見てみましたが、特別異常は無し。

今まで使ってきた古いASATと見比べると、キャビティー内に銅板があるかないかというところと、配線の通り道が表面からざっくりザグられているところ、PGがアルミ製か否かってところです。

それだけでこの差はないでしょと思いましたが、製造された年式で特徴が変わるのはまぁあることだと思うんで目をつぶってきました。

でも、この間PUカバーを交換しまして(白は気に入らなくて)。

PUカバー単体では日本国内で販売している代理店すらない状況の中、アメリカのG&L Onlineショップで買いました。(ちょっとドキドキしました)

発注から2週間くらいでそれが届きまして、さっそく交換となるわけですが、交換してみると、、、

「あれ、リアPUのコイルが緩々?」

こんなの見たことなかったです。

調べてみるとコイルのゆるみとかは結構ノイズやハウリングの原因になるみたいです。

というわけで、緩んでいる原因を探るために、慎重にコイルをたどってみました。

「え?切れてる?」

配線につながる部分の間近で切れてました。

これなら巻きを一回りほどいてつなぎなおせばいいかと思ったんですが、どうも緩んでいるところの原因とは違うっぽくて、逆側の配線につながる銅線も切れてました。


(あの毛じゃありません。)

最悪だ。

今まで音が鳴ってたのは何だったのか。

ちなみにこの切れたのを明らかにしてからもう一度音を鳴らしてみると、すごい貧弱な音になってました。

今までぎりぎりのところで音が出ていたのかも。

もうこんなあちこちで切れているとなると、自分でどうこうできません。

修理する気も起きません。

銅線めっちゃ細いし。

ただ、ASATのリプレイスPUは海外でしかほぼ手に入らないから、買おうかとも思ったんですが、送料が高い。

ちょっと今はそこに踏み切れません。

てなわけで、先住のASATにもともとついていたPUを新入りのASATに移植しました。

PUをそれぞれ見比べてみると、ガワは一緒っぽいですが、コイルの巻き数が全然違います。


上が先住のもの(80年代)、下は新入りのもの(90年代)。

パワーがあると感じるのはこの辺も影響してるのかもしれません。

で、付け替えました。


明らかにリアのPUは年季がありますね。

まだ大きい音を出していないので前までついていたPUとどれほどパワー差があるかわかりませんが、これでハウリングやノイズが少し減ればいいかなぁ。


ってな感じです。

金銭的に余裕が出来たらまた海外からPUを取り寄せるかもしれません。


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