もう少しで何処かに着く

今日(昨日)は妻と千葉県富津~館山~竹岡と「食い過ぎドライブVol.1」(仮題)ということで、約300Kmの道程をひた走りました。

柏から出発し、千葉北インターからひたすらに南下。

まずは目的地である富津の「THE FISH(ザ・フィッシュ)」という大きめな道の駅のような施設に。
今は『港町金谷 春の大漁祭』Vol.2という、祭りが開催されており、フラダンスやマグロの解体ショーなどが粛々と行われておりました。
来訪する観光人もたくさんいて、駐車場はとても混雑。

うちらの目的としていたのは揺らぐことなく「海鮮」でしたので、出店やイベントごとなどそっちのけで施設内へ。
おみやげがあふれんばかりに有ります。

干物・漬物・佃煮・瓶詰めの珍味。

それらを冷やかしに試食しながら、レストランを目指す。
やはり混んでいる。

10分ほど待ち、席へ。

頼むものは既に決まっていて、「日替わり地魚のヅケ丼」。













少なそうに見えますが、結構なボリュームがあります。
丼に適度に盛られた魚は予想を裏切らない。最高にうまい。
酢飯の具合も良い感じでした。

一緒に頼んだ「アジのなめろう」も南房総定番とはいえ、やはりうまい。
一発目からこれでもかと満足してしまいました。

その後、おみやげもいくつか買ったので、妻の祖母の家(館山)へ。
あいにく祖母は不在でしたが、お線香をあげ、諸々の雑用を済ませて、次の目的地へ。



「僕らが目的としていたのは揺らぐことなく「海鮮」」と言いましたが、来る途中「竹岡ラーメンも・・・」と呟いた妻。

俺の頭の中に「竹岡ラーメン」は染み付いてしまいました。

そうとなれば竹岡ラーメン一直線な胃袋。
高速を富津竹岡まで走らせ、目的のラーメン屋「梅乃屋」へ。


凄くわかりづらい場所にあります。
大通りに面したところにのれんはひっそりとかかっているが、そこは出入口ではなく、本当の出入口は小道沿いにあります。

しかも駐車場は満車。ツーリング客や地方からの客でごった返している。

でも知る人ぞ知るような第二駐車場の話を近所のスーパーでリサーチし、入庫。

店の外で10分ほど待ち、入店。

隣の客のラーメンが運ばれてきて驚愕する。
(THE FISHで食事を済ませてから2時間程度しか経っていない)

チャーシューがこれでもかと盛られている。その上には一握りの玉ねぎみじん切り。
スープは丼から明らかにこぼれている。ビッチョビチョだ。

少し待つとうちらの頼んだラーメンも来た。




















写真は妻の携帯で撮ったもの。左のゴミのように浮かんでいる黒い物体は「海苔」だ。
一応丼にスープが収まっているように見えるが、見えないだけで丼の麓はビチョビチョ。

早速食す。
スープが旨い。見た目とは裏腹に全然濃くない。
これはすばらしい。玉ねぎとの相性もいい。

(追記)後々、あかねちゃんにこのことを伝えると、「竹岡ラーメン?あぁ、あのまずくて有名なラーメンでしょ?」と言われた。

・・・そんなにまずくなかったし、食べた時はイケる!って思ったんだけどなぁ。。。
まぁ、俺の味覚なんてそんなもんです(笑)
なので、この感想鵜呑みにして過大な期待をもって行くことはおすすめしません。(笑)
要は「好み」と「ご当地を食す錯覚」です。(笑)

ただ若干(本当に若干)残念なのは麺で、スープと一緒に煮込んでいるのではないかと思うくらいどす黒く黒ずんでいる。しかも煮過ぎているのか、食感はインスタント麺にちょっと近い。

(追記)後日調べると、本当に乾麺らしい(笑)

圧巻なのはチャーシューで、まるで切ったカステラのようなチャーシューがこれでもか(4.5枚)と入っている。
たしかに美味しいが、2時間前に丼をたらふく食べた胃袋へのパンチは「マイク・ハガー」のラリアットにも引けをとらない攻撃力で襲いかかってきた。

なんとか俺は食べきりました。
でもゲップが止まらないくらいの満腹。いやしかし満足でした。

ちなみに余談ですが、ここの店員さんは皆おば様で、4人程度で回しています。
客をコントロールする「ホール係」とも言うべきおば様は入る客に対して注文を聞くと、「ラーメン・薬味、入口近くの黒パーカー」と言った風に、客の服装や位置関係をあだ名のようにデカイ声で厨房に伝えます。それに対して厨房のおば様はちっとも反応しません。

作業着姿の2人組みに対して、「ラーメン・薬味、右の黒、チャーシュー麺、左の紺」と言った瞬間うちらが笑いをこらえきれずに顔を伏せたのは言うまでもありません。

メニューは至ってシンプルで、

・ラーメン(チャーシュー4枚) : 600円
・大ラーメン(チャーシュー4枚) : 650円
・チャーシュー麺(チャーシュー8枚) :値段忘れました
・大チャーシュー麺(チャーシュー8枚) :値段忘れました
・薬味(玉ねぎみじん切り) :50円

以上です。
ちなみに、うちらが頼んだのはラーメン+薬味トッピング(650円)。
薬味は頼まなくてもラーメンにはちょっとだけ玉ねぎが入ってますが、頼むともう一掴み玉ねぎが盛られてきます。

そして「ソフトドリンクは外の自販機で買え」と店外の張り紙に書いてあります(笑)。

通常のラーメンですら(カステラみたいな)チャーシューが4枚入っています。
小耳に挟んだ情報だと、昔は5枚だったとか。
よくよく考えると、うちらが頼んだラーメンには4枚のはずが5枚チャーシューが入っていました。
あぁ、ヘビー級。

重たくのしかかる胃袋を抱えながら竹岡を退散。

というより、南房総を退散。
すでに何も食べる気はしませんでした。(笑)

3時間程度で家に到着。
昼寝は必須でした。


小一時間寝て、Nacy's Maderのスタジオへ。
メンバー全員揃うも、なんとスタジオを予約していなかったという大失態。

仕方なくいつもとは違うスタジオに入りましたが、このスタジオ(前に1度個人練習で入ったことがありますが)意外と良かったです。

秩父のSTUDIO JOYもそうでしたが、このスタジオもなかなか吸音がしっかりしていて、デッドな空間でする練習はやはりフレーズも浮かびやすいし、個々が何をしているかも凄くよくわかって「これが練習かもな」ってぼんやり考えてしまいました。

というわけで、総移動距離約300Kmのとある土曜日はおわり。


宝物は取りこぼしません。

今のところ。

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