昨日書いた欲求のうち、急務といえるのがアンプのオーバーホールだろう。
GH100Lは現状問題なく鳴っているけど、前にメンテナンス出したのが2009年9月、ということは2年半メンテナンスはおろか、内部チェックもしていない状態。今のところ問題は起きていないからいいけど、チェックくらいはしたいところ。
でも、それよりも急務なのがVC50の方。
入手してから内部状態などのチェックは行なっていないため、一体どんな老朽化が進んでいるかわからない。
今現在音は鳴っているが、入手時に比べ、音が軽くなったというか、弱々しくなった印象。
また、フットスイッチの接続(MIDI)も怪しい。偶にドライブのON/OFFが超高速(笑)で「カチカチカチカチ・・・」と、勝手に切り替わったりすることがある。
昨日、当たり障りのないところをいくつかチェックしてみた。
まずプリ管のケース(?)を全部はずして、一旦電源を入れてみる。
プリ管6本、パワー管2本は全部点灯。
でも、プリ管でも管によって赤く光る輝度が若干違う気がするんだけど、これは異常じゃないんだろうか?
そもそも点灯していたからといって「うん、異常なし」とはならないだろうし。
ってか点灯していない管があったら音が鳴らないんだろうか?
前にGH100Lの音が鳴らなくなった時は、たかがプリ管1本の不良だったので、1本でも死ぬと回路にもよるだろうけど確実に異常は耳で感じられるんだろうな。
イマイチこういう真空管とかの知識が乏しくて困る。
真空管の劣化って目に見えてわかるものもあるらしいけど、基本的に劣化はジワジワ来るらしいのでそれこそ定期的なメンテナンスが必要なんだろうな~。
んで次はポット類のチェック、近所迷惑にならない程度の超小音量で各ポットをグリグリ回してみる。
ありますあります。まんべんなくガリが。(笑)
でもこれは使っていて気づいていたけど。このあたりも清掃もしくは交換なのだろう。
その後、裏面パネルをぼんやりいじくりながら眺めていると、エフェクトループのセンドレベル?のツマミがありえないほどグラグラしてる。(笑)
これは突起物なのでやむをえないかな。。。度重なる搬入出で痛んでしまったんだろう。
その後ふとスピーカーケーブルをジャックから引きぬいてみる(もちろん電源はOFFの状態で)。
よくあるプラグがついていますが、異常が数点。
まず、ネジが1本欠品。問題ないといえばないけど。
しげしげとプラグを眺めていると、挿し込む部分とケーブルがつながっているケース(?)部分が完全にネジ切れて別パーツ化してた。
差し込む部分がクルクル回る。
このタイプのプラグを使ったことが無いので、クルクル回るのはしょうがないのかなとも思たけど、やっぱり不安なので、応急処置としてCLASSIC PROの余っているL字プラグに交換しました。
ただ、本当は元々ついていたようなペッタンコなプラグでないと、通常のL字プラグではまた更に突起物が増えて搬入出の際にぶつけたりしたらジャックが壊れてしまうことも考えられ、注意しないとと思いましたとさ。スピーカーケーブルも変えたいのでその時に一緒にやってもらおうかと画策中。
ぼんやり見ただけでも結構なガタがみつかる。
漠然とオーバーホールにかかる費用を計算してみた。
オーバーホール基本工賃:18,000円(最安の場合、参考価格:シブヤ楽器殿)
プリ管 ECC83×6本 :13,680円(サウンドハウス調べ)
パワー管 6L6×2本 : 4,780円(サウンドハウス調べ)
スピーカーケーブル交換 : 6,720円(参考価格:シブヤ楽器殿)
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計 :43,180円
・・・・・・はぁ~。
かかるなぁ。きっといろんな不具合直したらこの計算よりも沢山かかるんだろう。
でも、これをクリアすれば安心して機材を使えるし、音も今より元気になるはず!
必要経費必要経費。
タイミングを見計らってやってしまおう。
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